「投資ってそもそも何?」から話そう
最近、巷で「投資のすすめ」をよく見聞きするけど……
そもそも投資って何?流行ってるの?必要なの?詐欺じゃないの?
と思っている方も多いと思います。
結論から言うと、投資とは、自分のお金を「ただ貯めておく」だけじゃなくて「増やしていく」ための手段です。
「増やす」という言葉に抵抗がある方もいるかもしれません。
お金は労働力などの価値を提供した対価としていただくもの。
いただいたお金は大切にして、無駄遣いをしないようにするべきもの。
その価値観はマネーリテラシーの大前提であり、いつの世も正しいことは間違いありません。
でも、銀行に預けておくだけでは、雀の涙ほどの金利しかつきません。
なのに物価上昇率は、銀行の金利をはるかに上回っています。
1年前、100万円で買えたものが、翌年には110万円必要になっていたりすることも。
銀行に預けていた100万円は金利がついても101万。9万円足りない。
預金だけでは、無駄遣いしなくてもお金の価値が目減りしていく一方なのです。
そこで、今持っているお金の価値を高めよう、というのが投資です。
自分も働くけどお金にも働いてもらって、ともに資産価値を高めていく、いわばお金との共同作業です。
投資といえば株のイメージがありますが、株以外にも、投資信託や不動産、債券、金や暗号資産など、値動きの大きいものまで含めるとさまざまな形があります。
どんな方法を選んでお金を増やすのか、はたまた堅実に貯蓄を増やすのか、それは自分次第。
投資とは、自分のお金を、どんな未来につなげるかを選ぶことでもあります。
老後の安心を考えることも、その選択の1つです。
今の時代、投資は必要なの?
投資を煽ってくる世の中の論調、まるでかつてのサラ金の宣伝みたいですよね。
「初めてでも」「気軽に」できる、「みんなやってる」という扇動。
これに拒否反応を起こすのも無理はありません。
ここでは、いったん感情を脇に置いて、社会の状況やこれからの暮らし、そして自分の資産を冷静に振り返ってみましょう。
先程もお伝えしました通り、持っているだけではお金の価値は下がっていきます。
年金も先細りしていくような話しか聞こえてきません。
貯蓄を増やそうにも、今現在の生活にも以前よりお金がかかります。
住宅ローンや子どもの教育費など、節約しようがない出費もあります。
もっと収入を得たくても、副業をする時間も体力も限られています。
なんとかしてお金を増やしたい…
でも投資ってなんか怖い。
どこから手をつけたらいいかも分からないし、今からやっても遅いんじゃない?
詐欺にだまされたら元も子もないし、失敗して資産が減ってしまうこともあるんでしょう?
そう感じている方も多いと思います。
たしかに、世の中には詐欺まがいの話や、仕組みを理解しないまま手を出すと危険な投資もあります。
しっかり制度について知り、投資に回す資金を管理するなどのリスクマネジメントは必要です。
しかし、「働いて得たお金を貯める」以上にお金を増やし、そして今も未来もより豊かに生活できるようになりたいと考えているのなら、投資は最も現実的な選択肢の1つだと思います。
少しでも気になったら、まずは「知るところから」で大丈夫です。
投資を知ることで、社会の見え方も変わってきます。
具体的な話を少しだけ…
お金を増やすために、投資という手段があるということは理解できました。
それで、何をどんなふうに進めていったらいいの?
ここにまた1つハードルがあるように思いますので、少し具体的な話をします。
投資には様々な方法があるとお伝えしましたが、「投資は不動産などの現物投資がよい」と考えている投資家もいます。
その現物をすでに所有しているとか、“棚ぼた”的に手に入るならいいのですが、現実的ではない場合がほとんどです。
資金が少なくても、仕事や家庭で忙しい毎日でも、比較的安定して取り組んでいける投資として、このブログでは株式投資と投資信託についてお伝えしていこうと思います。
要するに、「株」ですね。
株の売買にまず必要になるのが、証券口座と資金です。
銀行の預金口座やクレジットカードで株の取引きはできません。
証券会社の証券口座を開設して、そこに資金を入れて取引をします。
証券口座はネットで開設できます。
証券会社によって手数料やポイント特典などの違いはありますが、あまり考えすぎるとハードルが上がるので、一般の方向けに比較・おすすめされている証券会社で十分だと思います。
(例えばSBI証券や楽天証券、GMOクリック証券などが、初心者向けとしてよく紹介されています。)
証券口座を開設するだけならお金はかかりません。
証券口座を開設したら、銀行と紐付けして、証券口座にお金を入れます。
(ここで大切なのは、投資に回すお金は余剰資金であること。
生活を脅かさないことが、投資の大前提です。)
次にスマホやタブレットに取引アプリをインストールします。
資金を管理したり、株の値動きを見て売買をしたりするためのアプリです。
先程例に挙げた証券会社なら、専用の無料アプリがあります。
PC版が用意されている証券会社もありますし、その証券会社のWebサイトから取引することもできます。
これで取引をする準備が整いました。
初めて用語を目にする方にはものすごくハードルが高いように感じられるかもしれません。
でもやってみるとそれほどでもありません。
地図を見ながら初めての場所へ旅をするような感覚です。
今日はここまで。
次はNISAについて、「今さら聞けない」ことをお伝えしますね。
